2008.07.01
洋野町のウニ栽培

◆良品質なウニを育てる

洋野町(種市)では沖合から採取したウニを岩盤に掘った“増殖溝”と呼ばれる溝に放流します。
増殖溝には常に新鮮な海水が流れ込むため、良質な昆布などが生えており、それをウニに食べさせて、1年後に丸々と太ったウニを獲るのです。
 

実はウニのおいしさの決め手はこの昆布!!


昆布に含まれる甘み成分を多く吸収すればするほどウニは甘みを増し、身入りが良くなるのです。
身入りが悪いときにはウニの側に昆布を置いて、餌付けをすることも。


こうすることによって、身入りの少ないやせウニがなくなり、身入りの良い、また味のよいウニが育つのです。
ウニの品質を守るために漁協一丸となってウニを大切に育てています。
 


◆ウニの増殖、漁場作り

洋野町の岩手県栽培漁業協会種市事業所というところでは、ウニの種苗生産を行っています。
 

この施設では卵から孵化し10か月くらいまで、傷をつけないように大きさ別に水槽を分けて何度も移し替えながら、稚ウニを育てます。
 

その稚ウニを洋野町や県内の漁業協同組合に出荷し、それぞれに海に放流されるのです。
 

ウニが食べられる大きさになるまで3~4年。
その間、禁漁期間や漁獲する大きさの制限、やせウニの移植、コンクリートブロックの投入などによる漁場作りをしてウニを育てていきます。
 

良質なウニを守るために、ウニにとって最良の環境を与え、育てているのです。



このように育てることで、当たりハズレの可能性が極めて低い、高品質なウニが育ちます。
洋野町のウニは自然の中で、手塩をかけて育てられた極上のウニです。